自転車操業の罠

クレジットカードではなく、実際に現金を引き出せるタイプの借金、消費者金融のカードローンや、クレジットカードのキャッシング、銀行のキャッシュカードのキャッシングなどで、現金を引き出したことがある人の中に一定の割合で、返済してすぐにまた借りた事がある人がいると思います。
月末の給料日に返済をする、しかし月末が近づくと口座残高がなくなって生活できなくなってくる、したがって、また同じところで返済した額と同額を借り入れる事になる。
こうやって支払残高がいつまでも減らない。
つまり自転車操業、これが借金のデメリットとなります。

 

2万を借りて2万を返済し、またすぐに2万を借りる、程度であればさほど問題ではありません。
問題は、支払残高がかなりつみあがった上で、自電車操業をしてしまう場合です。
例えば支払残高が30万あって、月末に3万返済する、しかし月末近くなると口座残高が底をつき、また3万を借りてしまう。
こうすると、永遠に支払残高が減りません。
そのまま丸々残っていきます。

 

返済残高が一向に減らない、これの何が怖いのか。
精神的なストレスもありますが、もっと実害、物理的な損が発生します。
それは、半永久的に利息を払い続けなければいけないということです。
私は、20万円を完済するのに2年かかりました。
それくらいちびちび返済していったのです。
その前はまさに自転車操業に陥っていたので、まずその自転車操業を止めて、さらに返済していくという、まさに歯車を逆転するところまで持っていくところに、非常に苦労したものです。

 

当時のキャッシングの年利は、しっかり覚えていませんが、10%くらいだったでしょうか。
つまり、20万円借りたら、年間2万余計に払わなければいけないという事です。
ざっと計算すると、私がキャッシングで借金をし始めてから、おそらく利息だけで4~5万円くらいは支払っていると思います。
バカらしいですよね。

 

 


歯車を逆回転させる

自転車操業を止めればおそらく1年立たない間に完済できたと思います。

3万円くらいは余計に払っていたでしょう。
なぜそうなったのか、それはひとえに自転車操業のせいです。
2万円借りて2万円返して2万円借りていたのでは、結局は月の支出が増えているわけではないのです。
つまりどの月かで踏ん張って、2万円を節約すれば自転車操業をストップできるのです。
その分の借り入れ2万円がなくなります。
そしてその分を返済に回せるようになるのです。
たったそれだけのことで、返済残高を減らして行けるようになるのです。
歯車を逆回転できるのです。

 

そうすることによって、返済を早め、余分な利息を払わなくて済むのです。
結果、2年くらいで何とか完済するとしても3万円くらいは得するでしょう。
一度借金をしてしまうと、次に借りる時も躊躇がなくなってしまうものです。
心理学的にもよく言われることです。
ですから、一度借金をした人は自転車操業に陥りやすいのです。
自転車操業は利息だけを払い続ける事となり、借金のデメリットの一つとなります。

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